大草原の小さな家第1シーズン エピソードガイド






















































インガルス一家の旅立ち

Little House on the Prairie

 本国放送  1974年
 日本初放送 1975年
 日本再放送 1984年4月7日

監督マイケル・ランドン
脚本ブランチ・ハナリス

人が多くなった大きな森を離れて、インガルス一家は西部に旅立つ。目指すはカンザス。途中川を渡るときに愛犬ジャックを馬車に乗せなかったために、ジャックは行方不明になる。ローラは失意のどん底に。だが、ある夜キャンプをしていると動物の声が。一家を追ってきたジャックだった。
旅は続く。キャロラインは大草原の真ん中でも子供達にきちんとしたしつけをしようとする。そしてとうとう肥沃な土地を探し当てる。早速チャールズとキャロラインは家造りにかかるが、力仕事はキャロラインには辛い。運良く近くに手伝ってくれる男性が見つかった。だが、その人エドワーズは人は良いが、無骨な男だった。子供達はエドワーズになつき、ローラは唾の飛ばし方を習うが、キャロラインは粗野なエドワーズが好きになれない。
ある日、狩りに出かけたチャールズは狼と遭遇する。獲物を捨てることで狼を振り払うことに成功するが、狼は家まで追ってくる。チャールズは寝ずの番をする。布をたらしただけのドアは頼りなく、チャールズは早速木のドアを作る。再び狩りに出たチャールズの留守中、二人のネイティブの男が家を訪れる。ジャックを離してはいけないというチャールズの言いつけを破ってジャックを離そうとするローラをメアリーが止める。キャロラインが差し出したパンとたばこを持って男達は帰る。言いつけを破ろうとしたローラをチャールズは激しく叱る。チャールズはネイティブが付近にいることを知って、刺激しないためにジャックをつないでいったのだった。
牛追いを手伝ったチャールズは牛の親子をもらってくる。再びチャールズが出かけている間、キャロラインはネイティブの姿を見かけ、ドアの前で銃を構えながら夜を明かす。ドアのかんぬきがゆっくり持ち上がり、キャロラインは銃口を向けるが、入ってきたのはチャールズだった。
再び、ネイティブが家を訪れる。フランス語を話すオーセージ族だった。訪れたのは酋長で、好意的でローラに熊の爪の首飾りを残して去る。
大草原のクリスマス。雪だらけで凍り付いたエドワーズがインガルス家にたどり着く。エドワーズは子供達へのプレゼントとキャロラインにジャガイモを贈る。キャロラインはエドワーズの好意に心が温かくなる。冬が去り、チャールズは畑を耕すことに余念がないが、山火事が襲う。火は家まで飛び火し、みんなで必死に消火する。その時雨が降り、火事は大事にいたらなかった。
家の外では、ネイティブたちの太鼓の音が響く。夜通しの太鼓にキャロラインはヒステリー気味。チャールズは銃を持って番をする。そして、オーセージ族の酋長と通訳が訪れる。他の部族が白人狩りをすると言い出したのを、その酋長が必死に止めたのだった。危機を免れたインガルス家に政府の立ち退き命令が届く。政府が引いたネイティブとの境界線からはみ出すのだった。一家はエドワーズと別れ、また新しい旅を始めるのだった。


すばらしい収穫

A Harvest of Friends

日本初放映 1975年
日本再放映 1984年4月7日
本国放送 1974年9月11日

監督マイケル・ランドン
脚本ジョン・ホーキンス
ゲスト レイモン・ビエリ(オニール役)

ミネソタ州のプラム・クリークに落ち着くことに決めたチャールズは早速家と田畑を作り始める。材木は製材所のハンソンさんから製材所での労働と引き替えにわけてもらう。馬のパットとパティは牛2頭と引き替える。商売を営むオニールのところで鍬と種麦を分けてもらうのと交換に、屋根の修理とマンケートから届く100袋の小麦を倉庫に積む仕事を引き受ける。毎日、沢山の仕事に力を注ぐチャールズ。日曜に教会に行くこともしないチャールズにキャロラインや子供達は心穏やかではない。ハンソンからもらった材木分の労働を終えたチャールズは、これからも半日働かないかというハンソンの申し出を喜んで受ける。
一息ついたチャールズは家族でピクニックに出かけ、木に引っかけた凧を取ろうとして木から落ち肋骨を折ってしまう。キャロラインはチャールズの代わりに慣れない畑仕事に精を出す。しかし、オニールとの契約の期限が来て担保にしていた牛を取られてしまう。怪我を押して交渉に出かけたチャールズは、契約の期限は正確には夜中の12時までと知り、小麦の袋積みを始める。
怪我をかばいながらもチャールズは袋を積むが、ついに力つきて倒れる。黙って付いてきたメアリーとローラは二人で小麦の袋を積もうとする。それを見ていた町の人たちが続々やってきて流れ作業で小麦の袋を積んでいく。オニールはしきりと人々に弁解するが、人々の反応は冷たい。無事に袋を積み終わって礼を言うチャールズにハンソンは頼み事があると言う。「日曜に畑の耕し方の協議会をやる予定だ。その会場にあんたのところの畑を貸して欲しいんだが」。インガルス一家は新居に落ち着いた早  々、友人というすばらしい収穫を得たのだった。



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