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「この大きな森にも近頃住む人が増えたし、狩りの獲物も前ほど獲れなくなった。食べ物も足りなくなりそうだ。もっと広い、動物が沢山いる土地に行こう」
・・・チャールズ 「インガルス一家の旅だち」
※父さんのこの言葉で旅は始まった。
「見る人がいなくても町にいるときと同じくお行儀良くしなさい」
・・・キャロライン 「インガルス一家の旅だち」
※大草原の真ん中で食事をしているとき、ローラが指をなめたのを見てキャロラインが注意する。さすが厳しい。優しさとしつけは別、というキャロラインの姿勢が貫かれてる。
「わしのは最高の時計だぞ。医科大学を卒業したときにもらったものだからな」
「そんな古物かい。だから狂うんだ。この爺さんが若い頃の物なら骨董品だ」
・・・ベイカー先生&ハンソン 「すばらしい収穫」
※時計が3分進んでいるか、遅れているのかという、ベイカー先生とハンソンさんの時計論争の始まり。この二人のやりとりはいつも笑いを誘う。ウォルナットグローブの黄金コンビ。
「月曜に畑の耕し方の協議会をやる予定だ。その会場にあんたのところの畑を貸してくれるとありがたいんだ」
・・・ハンソン 「すばらしい収穫」
※怪我をして畑を耕せない父さんに。この町に落ち着いて良かった、と思わせる瞬間。いつ見ても泣ける名エピソード。
「勉強っていつまでやったら終わるの」
「もうこれでいいって時はないのよ。生まれたときから天に召されるまで毎日が勉強なの」
・・・ローラ&キャロライン 「わたしの母さん」
※学校に通い初めて勉強をスタートしたローラがキャロラインに問いかける。さすがはキャロラインらしい返答だが、ローラには気が遠くなるような話だったろう。
「字の組み合わせでいろいろな言葉が生まれるなんて手品みたい」
・・・ローラ 「わたしの母さん」
※字を覚え始めたローラの世界は着実に広がっていく。
「ローラは読み方が得意ですね」
・・・ビードゥル先生 「わたしの母さん」
※ローラの書いた作文が朗読したものとは違うことを知って言う言葉。頭ごなしに叱ったりせずに、ウィットでかわす。生徒の扱いはさすがに上手。
「大人ならもっと上手に喧嘩すると思ったわ」
・・・メアリー 「ジョーンズおじさんの鐘」
※鐘を巡って大人達が争っているのを見て。大人の喧嘩は子供よりもっとたちが悪い。
「自分より年上の男を息子だなんて思えるはずがない」
・・・チャールズ 「ベイカー先生のロマンス」
※ドクターとケイトの恋をチャールズは「年の違いは関係ない、要は愛情」と祝福するが、キャロラインから自分の娘が自分より年上の男と結婚することになったら、という質問を向けられて。理解たっぷりのチャールズも娘のこととなると別。
「仲間のために泣くのは良いことだ。涙というのは何かの実りをもたらすからだよ」
・・・ジョナサン 「ローラの祈り」
※山の上に住むジョナサンは神の言葉をローラに伝えてくれる。
「鶏だって弱い仲間を見るとよってたかっていじめやがる。みんなして弱い仲間をふみつける、つっつきまわす、そして殺しちまう。人間も変わらん」
・・・オルガの父 「オルガの靴」
※全くです。痛烈な一言。
「初恋って夏風邪みたいなものですわ。急に熱が出たかと思うと2,3日でケロッとなる」
・・・キャロライン 「ローラの初恋」
※ローラが恋しているらしいことをビードゥル先生と語り合って。その点からいくと、ローラはこの先何回夏風邪にかかっただろう。
「父さんフクロウみたい。夜まで働いてるわ」
「フクロウが畑を耕す?」
・・・ローラ&メアリー 「ジョーの約束」
※ローラの比喩って実に面白い。
「ジム、年を取るって悪いことじゃないわ。若い頃の苦労を繰り返さないで済むし、思い出もたっぷりある。楽しいじゃない」
・・・ヘレン・タイラー 「父さんの友情」
※若い者に負けたくないと意地になる夫ジムに向かって。年輪を重ねた人ならではの重みがいっぱい。こんな風に年を取りたい。
「あのパイも母親から娘へと代々伝わってきた味ね」
「ちょっとかび臭い感じね」
・・・キャロライン&ハリエット 「父さんの友情」
※パイコンテストで優勝したグランディさんを見て。グランディさんは老婦人。
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