懐かしのテレビ館







































チャーリーズ・エンジェル


Charlie's Angels


1976年〜1981年  アメリカテレビドラマシリーズ  カラー60分


謎の大富豪チャーリーに雇われた元婦人警官だった3人の美女が私立探偵となり、チャーリーから指令のあった事件の捜査に乗り出す美女アクションドラマ。

3人の美女が、頭を働かせ、警官時代に養った護身術を発揮し、お色気も忘れずにあの手この手で事件に迫る様が痛快で、日本でも大変なヒットをしました。
私もその昔、一生懸命テレビで見ていた1人です。


メンバーは、リーダー格で頭脳派のサブリナ・ダンカン(ケイト・ジャクソン)、お色気派のジル・マンロー(ファラ・フォーセット)とケリー・ギャレット(ジャクリーン・スミス)。そして、チャーリーとエンジェルたちの連絡係のボスレー(デビッド・ドイル)。チャーリーだけはいつも指令する時の声と、事件解決したときのねぎらいの言葉と後ろ姿だけで、決して顔の出てこない人物として描かれていました。そして、大抵美女をはべらせてリゾートなんぞで電話しているんですね(笑)。

このシリーズでファラ・フォーセットが大人気となりました。彼女のライオンヘアも有名になりましたね。結果、1シーズンで降板。2シーズン目からは、ファラが演じたジルの妹のクリス役としてシェリル・ラッドが新加入しました。当時、アラン・ラッドの息子の奥さんと聞いてびっくりしたものです。彼女は可愛いタイプの人でした。


私が好きだったのは断然サブリナ・ダンカン。リーダーで頭脳派でちょっとボーイッシュで、でもスタイルが良くて、他のエンジェルたちのお色気路線からは一線を画しているのが好きでした。そのサブリナを演じたケイト・ジャクソンもやがて降板してしまって、シェリー・ハック、タニヤ・ロバーツと移りゆき、段々お色気路線が高まっていったように感じました。サブリナ降板のあとはほとんど見ませんでした。

ただ1人、最初から最後まで出演を続けたのがケリー・ギャレット役のジャクリーン・スミスでした。エレガント系美女の彼女は、ブルネットの髪と優雅な身のこなし、そして勿論その美貌も素敵でしたね。

男たち相手に、頭とアクションで勝負する彼女たちの姿は、強くなった70年代の新しい女性像であったと言えるかもしれません。それだけに憧れた女の子たちは数知れずでしょう。


2000年に「チャーリーズ・エンジェル」はキャメロン・ディアスたちの出演で映画として蘇りましたが、テレビ版「チャリエン」を見て育った世代には納得のいくものではありませんでした。
エンジェルたちも今はすっかり年齢を重ねたでしょう。でも、あの心躍るテーマ音楽と共に、彼女たちの姿は今も記憶に刻まれています



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